2010年6月22日火曜日

急がば回れ Vol-2

農地借りる話しの続きです。 

要は新参者は警戒されちゃって思う程簡単には農地を借りられないものだということです。
『耕作放棄地』はあちこちいっぱいあるのに。
他人事ならば気安くお話ししてくれますよ。
空いてる畑?なんぼでもあるんじゃない?ほらあの辺(集落を指し)行って聞いてごらん? 

空いてる畑や田んぼはそれなりに理由があります。
作りやすくて便利なところは滅多に耕作放棄にはならないですよね。

だから借りる方にもある程度の覚悟が要ります。

例えば畑だと潅水に問題ありとか、水はけが悪い、日当たりがイマイチ、石が多い、傾斜がキツイなど条件的に何か引っかかる部分があると考えておいて妥当だと思います。

でもワタシは多少条件は悪くても畑である以上工夫すれば何とかなるのであれば、苦労してみるのも一考だと思います。
好条件の話しが来るまで次々に選べるなんて間違っても考えないほうがいいです。
逆に一旦借りた以上は苦労してもやり通す、その覚悟が無いなら最初から貸してくれなんて他人に頼むのは辞めるべきです。
迷惑かけるだけでやがては我が暮らす地域で信頼をなくす、言わば天に唾する行為になりますし最初から好条件で上げ膳据え膳なんてあり得ないとも思います。
もしそんな良すぎる話しがあったらちょっと怖いでしょ?返って警戒しますよね?普通。

重要なのは「貸して頂けるなら精一杯やりますよ!」というその気持ちを相手にどれだけ伝えられるか、ということです。

案内してくれる人がコイツは本気なんだな、よし一肌脱いでやるべか。と心開いてくれるかどうかなんです。
前の記事で書いた、ポイントは「人」「人脈」というのはこの事です。

お互い人間同士、気持ちの問題なんですよね結局。
「こんなに一生懸命だものなんとかしてやろうじゃない」 
「折角紹介してくれたんだ、有難い、ネックはあるけど中途半端にしないぞ、頑張ります」
「こんな風だとうまくできますかね?教えていただけますか?」

こんなやり取りができると相手がその地域の実力者だろうが農業委員だろうが役所だろうが気にすることはありません。
気に入って信用してもらえたら次々に色んな新しい人に会うチャンスがやってきます。
一つ一つ誠実に対応することなんですよね。
実は「人脈」ってもともとあるものじゃなく、他人が持ってるネットワークを使うことでもなく、自分で作っていくものだと思うのです。

これは農地を獲得する以上の宝になります。

とんだ荒地を掴まされた・・としてもそれを嘆くよりどうやればうまく作ることができそうか、地域に馴染むためのテストだと思ってそれを考えながら相談しながら実践していくときっといいことがあるんじゃないかと思います。

前向きな姿ってのは他人が見ていてもけっこう気持ちのいいものですよね。
頑張ってる姿は美しいです。
その姿を見たら応援したくなりませんか?
相談を受ける側も熱意と誠意を感じれば応援してやろうって気持ちになるんじゃないでしょうか。

そうです、そうやって規模拡大していくのです。
一つ一つの実績がモノを言うのです。
ワタシも一期一会じゃないですが、それなりに誠実に対応するよう心がけました。
一つの結果としてワタシにとっての理想に近い形で安心して農地を確保することができました。
これからは実践あるのみ。 
あの人は大丈夫!そう言ってもらえる人はどんなステージでも活躍してますよね。

いつかそう言ってもらえるように・・。
それが頑張るエネルギーにもなります。
これからもお世話になった方々の顔を思い浮かべながら作業してゆきます。
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