2014年10月23日木曜日

シイタケ栽培やってみよう

Wood  job 第二弾。

ふらく農園の圃場にはもうひとつ隠れたエリアがあって・・

シイタケ栽培をそこでやってみようと思います。

一般に売っているシイタケは菌床栽培がほぼ8~9割で、原木栽培は入手難やら後継者不足やら手間が掛かる重労働でもあるため少ないそうです。

ワタシ等は有機栽培農家なので菌床栽培はできません。
味も違うし勿論、農薬を使用しませんから手間が掛かっても重労働でも 原木栽培 でやっていきます!

ということで

これから冬の間にその原木を準備します。
友達と二人で山へ。

二人とも原木栽培なんて勿論初めてだし、山での伐採作業も初めて。

ワクワクドキドキ たのし~な。

 
 
 
 
 
まだちょっと早いんだけど、友達もワタシも ニンジンや他の作物の管理があって
合間合間の作業になるので、とりあえずできる時にやっちまおう、てことで山に入って
 
クヌギやナラの木を探してチェーンソーで伐採してきました。
葉っぱが付いたままなのでしばらくこのまま放置。
春までに 玉切り という作業をやり、(枝を払い約1m前後の長さに切り揃える)持ち帰ります。
 
その後は 駒打ち と言って、シイタケ菌を原木に打ち込みする作業に入ります。
 
手始めに10本足らずを伐採してみました。初めてにしてはちゃんと倒せて良かったなと思います。
 
 
山仕事を少しずつ覚えて恵みを最大限活用してイッパシの百姓になろうと思います。
 
ワタシと友の原木栽培シイタケが県内の皆様のお口に届くのはまだまだ先のことですが
肉厚で美味しいシイタケを栽培してみますのでお楽しみに。
 
一番楽しみにしてるのはワタシ等かもしれませんけど・・(爆)
 

2014年10月22日水曜日

専業農家として1年が経ちました

やっと入り口に立てた蚤のような専業農家です。

楽しみと研修の真似事をしながら兼業モドキを10年やってやっと入り口に立って農家としての生活を体験できたこの1年。

悪いことは言わないからやめとけ と云われたけど押し切って

わかったことは


1日24時間って短いんだな・・効率は時給で考えるようになった。

信念がなきゃやってらんねぇな・・農法なんて別に何でもいいんじゃねぇのかな。

品質は消費者が決めてくれるもの、なのかな。・・売れないものに価値はあるのかな?



今までにも書いてきたけど「業」がつくものは継続できなきゃ単なる趣味か道楽になっちゃう。

継続は難しい。当たり前だけど農業収入で生活できることこそが「農家として存在意義」

ワタシの野菜は「有機農法」で栽培してます、だから安全ですよ。それに美味しいですよ。JASマークで証明されてるでしょ? 

有機農産物は本当に安心安全か、そして美味いのか。少々価格が高くて当然なのか。
では 自然栽培は? 減農薬は 特別栽培は?

農薬は決められた量を適時に施用する慣行農法に、あるいはその農産物に如何ほどの隠れた危険性があるのだろうか?

そもそも俺っちは何のために面倒臭い「有機農法」でデビューしたのか。

新米農家は周りの人々に関心を持って色んなアドバイスを頂いたり心配してくださったり
する機会がたびたびあります。
良い意味でも逆の意味でも 興味関心の対象 として。

周りからはアバウトでも計画してそれが順調でも失敗基調でもある程度の期間は お試し という目で見てもらえます。

今ワタシは その お試し期間中 であります。



問題はこれからどうなるのか・・ということ。




3つのわかったこと。 これね、うまくいかねぇな、と思ったときに揺らぐわけです

でもね、最初は明確なんですよ。信じてるわけだから、これでやっていくんだ!って。

農業は複合産業です。

畜産も穀物も野菜も果樹も生産は生産だけど中身は全く違う。
例えば産業として考えれば製造も加工も流通も観光も小売もこの単語の後に「業」が付くでしょ? 複合要素はあるだろうけど一般に確立された産業として存在している。

おたく、職種は何ですか? はい。流通業です。とか 製造業です。とか

でもね農業は 色んなものを含んで総括して 「農業」になる。

製造家 とか 流通家 とか 小売家 とか 卸家 とかは聞いたことがないけど
作家 とか 農家 ってのは存在する。
つまり大枠で存在してるけど 農業 は
確立された産業構造になっていない仕事の中のひとつってこと。
あれもこれも農業って言えばそうなのかな~って部分が多い。

自由だけどせま~い 野菜有機栽培農家 というカテゴリーの中ひとつを見ても「儲ける仕組み」も「品質」も「何を重視してどう生産するか」もみんなそれぞれ違う。
ただ大枠では 人が生きていくうえで欠かせない 食料生産に主に携わる てことだけは共通してるはずだけどね。
 

 
究極を言えば畑でも田んぼでも自分の持っている圃場1枚の中ですら同じ条件ではない。
気象、環境、土壌、作業のタイミング、持ってる設備・・全てにおいて個別にノウハウはあって教科書通りにはいかないもの。

だから

うまくいかねぇ 時 誰それが言ってた あの一言が 

そだろ? だから言ってやったのに・・ 

ちゃんと教えてやったのに・・まぁ他人の言うことも聞かないとこんなことにもなるわな。

という言葉が刺さる・・場合があるわけです。個人的にね。農家として。

どう儲けても、何をポリシーにしても自由。確立された産業構造を持ってないし、どうしたって人が生きるに必要なものだしってことでそこに未来や将来性を感じて最近の若者に「農業」に携わりたいって感情が湧きあがって来てるのかもしれない。

自由に憧れてビジョンを持って信念に従ってやろうと決めても

お金にならなきゃ 続けられない。

続けている人のアドバイスを素直に受け入れることは必要

だけど

他人の言う通りにすることに意味は無い。

これから農家になろうとか作家になろうとか思うのであれば

自由にやって ちゃんと 続けよう。

存在意義は「継続」にある。 そして「我が信念で継続」こそが成功なんじゃないかな?と思う。
 

宗教めいたことを言うと

初志貫徹なんて意味は無いよ。ダメって思ったら即、方向転換すればいい。
あれもいいし、これもいい、どうなっても・・これでいいのだ。

最初に言ったことが あれ?変わってるじゃん。 大丈夫かい?

いいのだ! やってみて 新しいことが わかって 変わるなら それでいい。

失敗は 諦めちゃった後に初めて 「失敗」になる。

どんどん、やって欲しいなと思う。


あとひとつわかったこと。

農家の担い手不足は・・それほど深刻な問題じゃないと思う。むしろ農家は多すぎる。







2014年10月6日月曜日

も一つ 秋の味覚

今年も何とか実がつきました。

 
 
 
そろそろ出荷しますので・・
 
品名は「丹波黒大豆」丹波産じゃないけど豆は丹波黒という。
 
 
うまいんだなぁ これが。
 
 
農家の特権で畑から台所へ直行・・ぐつぐつ15分位かな、塩湯の中へ。
 
 
 
 
 
こうなるわけで
 
 
これもあっという間にお腹の中へ。
申し訳ないのですがお待ちいただいている皆様より一足早い味見で~す。
 
 
ぷりっぷりっの食感でほんのり甘くて後味すっきり
 
有機栽培のとれたて黒枝豆。
 
ふらく農園の枝付き黒豆を見かけた方は興味あればご賞味くださいね。
約10日間くらいの超短期販売ですよ。 
 
 
ついつい売っちゃって種の確保が少なめになってしまいますが、今年は少し控えて来年用の種をちゃんと確保できたらなぁと思います。
毎年毎年、そこでとれた種をまた蒔いてだんだん土地に馴染んでふらく農園の味になっていくんだろな。しっかり売ってまた来年・・だんだん増やしていけたらいいな。 
 
 
枝豆は荷造りできる程度に販売して、残りは畑で乾燥して正月向けに黒大豆として販売します。おせち料理にも欠かせませんね。あと大好きな豆餅にも入りますよ。
 
 
今年は日照不足で花つきが悪く鞘の数が少ないのです・・が、味は例年通り良いのでまぁ
こんな年もあるわな と独り慰めを言いながら味見しました。

2014年10月2日木曜日

うっじょぶ! 今回はちと長めww

山に神が降りる。

なんちゃって。
スポットライトが当たってます。

8月中旬まきの「にんじん」は本葉7枚くらいに成長してます。8月までは曇り、雨、また曇り、雨、の繰り返し。9月になれば晴天続きでさっぱり雨は降らず。

 
最近播いた「ほうれん草」はやっと本葉が出てきたところですが・・
息子がスプリンクラーの降ってくる水にウキャウキャ言いながら、畝を踏んずけちゃいました。(笑)

しかし・・どんなところでも遊び場になる・・子供の子供たる、それらしさってのは愛しいものです。

ワタシはこの歳になって本当に幸せなことに良い地主さんにめぐり会えて憧れていた自由に野山を駆け回われる環境に身をおくことができました。

全くの非農家で街育ちですが、幼い頃に両親の里で田んぼの畦で食べた「おにぎり」の味、藁を枕に寝転んで見上げた空、牛や土の匂い、竹竿で採った柿など田舎での楽しい体験を持っていて、それが今の生活に大きな影響を与えてるんだと思います。

人の手が入って山は「里山」になる。

何代にもわたって山とともに暮らしてきた地域の人々に倣ってワタシも貴重な宝を守っていく一助になれたらなぁって思います。

百姓・・なんて言えるほど仕事を覚えていませんが、百の仕事を知っている、やることができるってカッコいいし。

息子にも山の恵み、山の危険、そしてこの貴重な環境を守っていく必要を体感しながら大きくなって欲しい。生きる意味、食べることの意味、伝えることの大切さを知っている大人へとなって欲しい。

そんな願いを引き継いでいくため、今日は先ずその第一歩。



チェーンソー、ナタ、草刈機など持って秋の山へ。
山ってのは国有林か私有林が殆どで誰でもどこでも勝手に自由に入れる山はあまりない。

おじさんは山へ柴刈りに・・

柴刈りって。柴とは何ぞや? 刈るってどうやって? この時期といえば秋の味覚を期待するわけで・・
そのチャンピオンはやはり、そう、松茸 ま・つ・た・け!

いっちょ探したろやないけ! 親兄弟にすらその場所は教えないという松茸探し。

でも。最近 キジ、イノシシ、ヘビ、ハチなんか極普通に畑近くで見かけるし、たまにはサルなんかも。まさか熊はいないだろうけど・・だから独りで山へ入るのはチョー怖いww あ、近所に犬もいるから・・桃太朗のお供、実写版だね。 (爆)

で、信頼してるワタシの友と山の境界を教えてもらうために山を知っている生き字引地主のお母さんと3人で出かけることに。




赤松林。 探してはみるけど、匂いもなし。

柴ってのはこういうもの。

これを刈ってときには間伐して掃除する。

すれば・・やがて見つけることができる日が来るであろう!

3年ほど入らなかったら道には木が生え、自然に倒れた大きな木は道を塞ぎ、下草やら笹やらが茂ってそこが道だったという形跡が確認できるかな?という状況になる。

倒木をチェーンソーでぶった切ってナタで枝を刈り払いながら切り開いた道を軽トラで大丈夫か?って言いながらズンズン入っていく。

切り開いた道を守って維持していって・・美しい里山のまま未来へ繋ぐ。

林業だね。ウッジョブだ。

動物を知り、木を知り、季節を知り、山の恵みをいただく。
素敵な山生活。

金なんていらねぇ。(うんうん、ホントは金要るよ。要る要る)

清貧って言葉があるよね。あと色即是空、空即是色ていう般若心経。
あるがままを受け容れてあるがままに生きる。
実体のあるものは即ちすべて「くう」空っぽである。

そして・・松茸の収穫カゴの中身は・・・からっぽ。

でもね、あの木、いいよね。あれ、シイタケの「ほだ木」にしようよ。

まったけはさぁこんなとこに生えるんだよね。

道も掃除しなきゃね・・なんて話しながら笑って。

空っぽってのはホント「ステキ」なのだ。
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